【自由研究】台風はどうやってできる？

台風の誕生

温かな海水から上昇する水蒸気が、空気と一緒に上昇します。このとき、水蒸気は気温が低い高い空気層に達すると、水滴として凝結（こおりつく）します。これが雲をつくります。

そして、地球の自転によるコリオリ効果と呼ばれるものが、台風にスピンを与えます。このスピンが、台風の特徴的な渦巻き状の風を生み出します。この風が非常に強力で、周囲に影響を及ぼします。

このようにして、温かな海水から上昇した水蒸気が、低気圧に変わり、台風が誕生します。そして、周囲の大気や海水からエネルギーを取り込み、台風は成長し続けます。最終的に、この大きな風と雨をもたらす台風は、海上を移動し、陸地に接近することもあります。

はるさん

自由研究などで発表するのであればこれと同じようなことをやってみるのもありですね。

ここでは「コリオリ」についても道具を使って解説してくれているので誰でもわかると思います。

パスファインダー君

1. hPaって何？

みなさん、気圧って聞いたことありますか？「hPa」という言葉も気になりますよね。「hPa」は、気圧を測るための単位です。気圧とは、大気が地球の上にかかる力のこと。この力が天気に影響を与えます。

2. 大気の重さと圧力

3. hPaの役割

気象予報では、hPaを使って気圧を表します。たとえば、高気圧は1000hPa以上で、低気圧は1000hPa未満とされます。気圧が変わることで、天気も変わります。

「ヘクト」（Hecto）: これは100を意味する言葉です。例えば、100センチメートルは1メートルと同じですよね？「ヘクト」は同じように100を表します。
「パスカル」（Pascal）: パスカルは、圧力を測るときに使われる単位で、物理学者ブレーズ・パスカルの名前にちなんで名づけられました。彼は、圧力について研究し、その法則を見つけ出した偉大な科学者です。

だから、「ヘクトパスカル」は、圧力を表す単位で、その名前は「ヘクト」（100を意味する）と「パスカル」（圧力の単位を表す）からできています。気象や科学の分野で使われていて、特に天気予報で気圧を表すのに役立つんです。

はるさん

大人に台風とハリケーンの違いを答えてと言って何人答えれるか・・・

台風（たいふう）: 台風は、主に太平洋地域や東シナ海で発生します。そして、日本やアジアの近くでよく見られます。日本では「台風」と呼ばれています。
ハリケーン（はりけーん）: ハリケーンは、主に大西洋やカリブ海、アメリカ大陸周辺で発生します。アメリカでは「ハリケーン」と呼ばれています。同じような現象で、地域によって名前が異なるのです。

台風は、日本やアジアの国々で異なる名前を持つことがあります。たとえば、台風が日本に近づくとき、日本の気象庁が名前をつけます。これに対して、ハリケーンはアメリカやカリブ海の国々で異なる名前を持ちます。名前は、気象学者や気象機関が決めます。

台風とハリケーンは、強さや大きさが異なります。一般的に、ハリケーンは非常に大きくて強力なことが多いとされています。一方、台風も強力なことがありますが、大きさや勢力は異なることがあります。