「幸せ」について考えたことはありますか?
忙しい毎日を生きていると自分にとって何が一番幸せなのかわからなくなってきませんか?今回は「幸せに」ついて綴ろうと思います。
私たち人類は基本的に何かをしています。何もしていないときはあまりないでしょう。「寝る」ときも、ボケーと立っているときも、散歩しているときも、”何か”をしているときの1つですよね。
では質問です。
「あなたにとって幸せとは?」
色んな「幸せ」を考えてみる
とにかく毎日が忙しないあなたは自分の幸せとはなんなのか忘れてしまっているかもしれません。
ここでは自分以外の幸せについて考えてみましょう。
例えば
「この人はプレゼントをしたらきっと喜ぶだろう」
「遊園地に連れていけば楽しんでくれるだろう」
「給料を上げたら部下は喜ぶだろう」
あなたは上記のように考えたとします。
しかし、相手からしたら
「プレゼントを受け取ったからお返ししなきゃ」
「遊園地に連れて行ってくれたし今度なにかプレゼント考えなきゃ」
「給料上げてくれたし残業してがんばらなきゃ」
と、もしかしたら相手の負担になってしまうかもしれません。
逆にそれが相手にとって幸せかもしれません。
今その人がどのように考えているかなんてわからないですよね。自分を幸せにするより自分以外の人を幸せにする方が難しいと思いませんか?
辞書にある「幸せ」とは
し‐あわせ〔‐あはせ〕【幸せ/仕合(わ)せ/×倖せ】
読み方:しあわせ
[名・形動]《動詞「しあ(為合)わす」の連用形から》
1 運がよいこと。また、そのさま。幸福。幸運。「思わぬ―が舞い込む」
2 その人にとって望ましいこと。不満がないこと。また、そのさま。幸福。幸い。「―な家庭」「末永くお―にお暮らしください」
3 めぐり合わせ。運命。「―が悪い」
「道がわかんねえで困ってると、―よく水車番に会ったから」〈有島・生れ出づる悩み〉
4 運がよくなること。うまい具合にいくこと。
「―したとの便りもなく」〈浄・博多小女郎〉
5 物事のやり方。また、事の次第。
「その科(とが)のがれず、終(つひ)には捕へられて此の―」〈浮・一代男・四〉
https://www.weblio.jp/content/%E5%B9%B8%E3%81%9B
辞書では運の良さや運命が綴られていますね。
Wikipediaにある「幸せ」とは
まずウィキにある幸せを検索すると「幸福」にリンクされます。
そして哲学、思想、宗教において書かれています。哲学でやはり有名なのはソクラテスとアリストテレスですね。
ソクラテス・・・生きること以上によく生きることを重視し、正しく知ることが重要である。
アリストテレス・・・「幸福」とは誰もが求める目標である。それ自体のために求められる最高善であるとし、自足的で永続的な状態である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B8%E7%A6%8F
では宗教上ではどのように幸せが説かれているでしょうか。
仏教・・・仏教において「幸せ」という言葉を使用するなら、その言葉が意味するのは「平穏」と表現するに近い心である。
https://onl.la/NyDmWaH
キリスト教・・・(1) 未来観の確保、(2) 罪責感の解消、(3) 使命観の確立
http://www.bmp.jp/anjiki/30.htm
イスラム教・・・アル=ブハーリー収録の伝承から「真の豊かさとは、莫大な富を所有することによって得られるのではない。真の豊かさとは、魂の豊かさなのである。」
https://www.islamreligion.com/jp/articles/435/
宗教によって「幸せ」の定義は少し違うように感じました。
そしてここでわかったのはどの文章も自分でも他人でも捉えることが可能だと思いました。どの文献でも自分だけが幸せになればいいということではないんですよね。でも他人だけが幸せになればいいということでもないですよね。
あなたに向けた「幸せ」の名言
- 「人間の最高の幸福とはなにか?」「幸せに死ぬことだ」 アンティステネス
- あらゆる人間が幸福になるまでは、いかなる人といえども完全には幸福ではありえない。 スペンサー
- 穏やかで控えめな暮らしは、絶え間ない焦燥感と共に成功を追求するよりも多くの幸福をもたらす。 アルベルト・アインシュタイン
- 幸福の数式とは、現実÷期待だ。幸せになるには2つの方法があり、現実を高めるか期待を下げるかである。 ジョディ・ピコー
- 全ての幸福は勇気と労力によって決まる。 フランスの政治家、オノレ・ド・バルザック
- 人はおおむね自分で思うほどには、幸福でも不幸でもない。肝心なのは、望んだり生きたりすることに飽きないことだそうだ。 攻殻機動隊 荒巻大輔
- 今、この瞬間幸せでいましょう。それで十分です。その瞬間、瞬間が、私たちの求めているものすべてであって、他には何もいらないのです。 マザーテレサ
今まで生きてきた人生でどんなときが幸せでしたか?
結婚したとき
仕事で成し遂げたとき
子どもを授かったとき
みんなから拍手されたとき
美味しいごはんを食べているとき
好きな人と付き合えた時
色んな事を思い出したと思いますがその瞬間が ”あなたの幸せ” なのだと思います。
つまり私が思うに人の幸せは人それぞれであり、また、そうあるべきだと感じました。
裏付けとして上記の偉人たちの発言はそれぞれ内容が違いますよね。
そして、大事なのは自分のとって幸せとは何かと考える時間を忘れないことだと思います。
個人的な結論
以下は私の経験談もありますので興味がなかったら読まなくて大丈夫です。
私は人生でいろんな経験をしてきました。
人生において大きなターニングポイントはやはり記憶に残っています。
・両親の離婚
・自分の離婚
・祖母と祖父の死
これらの経験から、自分にとって何が一番幸せなのか考えるようになりました。
上記の3つの経験に共通しているのは”別れ”です。別れとはどんな場面においても辛いものだと思いました。「あのときこう言えばよかった」「こうしてあげれば何か違ったかも」などの無念しか残らなかったからです。とにかく受け入れるのに時間がとても掛かりました。
辛い思いをしないようにすればどうしたらいいのか考えた結果、結論が出ました。
「大切な人の前では常に自分に正直に、相手を全力で幸せにすること」
まず身内から常に自分を正直でいるようインプットしました。これは中々時間がかかりました。思っていることを正直に言うのって中々できないですよね?ですが、営業の仕事をやっていたおかげで嫌な気持ちにさせないように自分の気持ちを正直に発言できるようにはなった気がしています。ただこれは第一ステップです。
次に相手を全力で幸せにすること。これは中々難しい。相手が幸せかどうかわからないからです。ですが試行錯誤を繰り返していくうちに何が一番重要か理解できるようになってきました。
「笑顔」です。
小さなことでも笑ったり相槌に笑顔を取り入れることで好印象を与えていると感じました。まずは仕事で笑顔を絶やさないようにしました。今では不思議と私の職場の周りはあたたかい人しかいないと感じるようになりました。
「笑顔」の効果について興味深い記事を見つけました。
①気持ちに余裕が生まれる
②相手に心を開いているサインになる
③生き生きした印象を与える
④免疫力が高まる
⑤精神的に安定する
https://toyokeizai.net/articles/-/590526?page=3
率直に的を得ている記事だと感じました。免疫が高まっている感覚はないですが笑
気持ちに余裕が生まれたり、相手に心を開いているサインなのは間違いないと思います。
上記のように生きようと決めたおかげで自分にとって何が一番幸せなのかがわかってきました。
私にとっては 人を幸せにすることが最高の幸せ です。
今では昔の辛い経験にも感謝しています。
それが無ければ気づけなかったからです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。あなたの幸せを願っています。